今日は四条繁栄会商店街振興組合の聴覚障害者へのおもてなし研修に参加致しました。
京都市聴覚障害者協会の高山副会長より聴覚障害者との主なコミュニケーション手段は音声・口の動き・手話・筆談が有リますが、使用時に注意しなければいけない点を事を教えていただきました。
【研修内容】
・補聴器等をつけていない方も多くおられる為、外見では気づきにくいので、注意が必要。
・単に聞こえが悪いだけでなく、聴力を無くす時期により主なコミュニケーション手段が異なる。(ろう学校に通った経験のない人たちや大人になってから聞こえなくなった中途失聴者の方は手話を知らないことが普通である)
・コミュニケーション方法
1、手話・指文字:一番安心できる言葉
2、身振り :表情や場所の指差し等は一番わかり易い伝え方
3、口語 :口の動きで読み取る方法
4、筆談 :会話の倍以上の時間が掛かるが、わかりやすい方法
5、補聴器 :声で伝えることが出来るが、全ての声や音が明瞭に聞こえるとは限らない。
・実技演習
日常で使用する様々な手話・指文字・身振り等の実演。
今回の研修では聴覚障害者の方が日常生活の困っている具体的なケースを多く教えていただき、場面に合わせたコミュニケーション方法を考える機会となりました。