京都に来たら立ち寄って!勝手に人気観光スポットランキング30選!


古都京都には、歴史と伝統が息づく寺社仏閣から、心癒される自然、そして体験型のユニークなスポットまで、訪れる人を魅了する場所がたくさんあります。数あるスポットの中から、特に人気の高い場所を厳選し、独断と偏見でランキング形式にまとめました!あなたの京都旅の参考にしてみてくださいね。

  1. 伏見稲荷大社 (ふしみいなりたいしゃ)
    京都に来たなら絶対に外せない、国内外問わず圧倒的な人気を誇る神社です。何と言っても、山全体を覆うかのように続く朱色の「千本鳥居」は圧巻の一言。鳥居をくぐりながら稲荷山を登ると、途中には京都市内を一望できる場所も。門前町では、きつねの形をしたお煎餅など、ユニークな食べ歩きも楽しめますよ。早朝や夕暮れ時は、幻想的な雰囲気の中で、よりじっくりと千本鳥居の美しさを堪能できます。
  2. 清水寺 (きよみずでら)
    言わずと知れた京都のシンボル、世界遺産清水寺。特に有名なのは、釘を一本も使わずに組み上げられた「清水の舞台」です。ここから見下ろす京都市街の眺めは、新緑、紅葉、雪景色と四季折々に感動的な美しさを見せてくれます。本堂の下にある「音羽の滝」で清らかな水をいただくのも定番。周辺には、風情ある石畳の産寧坂(三年坂)や二寧坂(二年坂)が広がり、お土産探しや食べ歩きも楽しめます。着物をレンタルして散策すれば、さらに京都の雰囲気に浸れますよ。
  3. 金閣寺(鹿苑寺) (きんかくじ ろくおんじ)
    水面に金色に輝く舎利殿「金閣」が映り込む姿は、まさに絵葉書のような美しさ。世界遺産にも登録されており、「京都に来た!」という実感を最も強く感じられるスポットの一つでしょう。どの角度から見てもその輝きは素晴らしく、特に青空の下や雪が積もった日には、より一層その美しさが際立ちます。足利義満が建立した豪華絢爛なこのお寺は、京都の歴史と権力を物語る象徴でもあります。
  4. 嵐山 (あらしやま)
    自然豊かな景観が美しい嵐山は、京都市内から少し離れた場所にありながら、非常に人気の高いエリアです。桂川に架かるシンボル的な渡月橋と、高く伸びた竹が空を覆い尽くす神秘的な「竹林の小径」は、特に人気の二大スポット。竹林を抜けると、縁結びの神様として知られる野宮神社もあります。保津川下りや嵯峨野トロッコ列車など、自然を満喫できるアクティビティも豊富で、一日中楽しめます。
  5. 祇園周辺(八坂神社含む) (ぎおんしゅうへん やさかじんじゃふくむ)
    京都の伝統と情緒を色濃く感じられるのが祇園エリアです。石畳の道が続く花見小路では、伝統的な京町家が軒を連ね、夜には提灯の明かりが幻想的な雰囲気を醸し出します。運が良ければ、お茶屋から出てくる本物の舞妓さんや芸妓さんの姿に出会えることも。祇園のシンボルである朱色の八坂神社もこのエリアにあり、周辺を散策するだけでも京都らしい風情を存分に味わえます。
  6. 錦市場 (にしきいちば)
    「京の台所」として親しまれる錦市場は、約400年の歴史を持つ活気あふれる商店街です。京野菜、京漬物、湯葉、生麩、和菓子、魚介類など、京都ならではの食材や加工品がずらりと並び、見ているだけでもワクワクします。店頭で揚げたてのコロッケや、新鮮な魚介を使った串焼きなど、食べ歩きを楽しめるお店も多く、京都の食文化を気軽に体験できるスポットとして大人気です。
  7. 銀閣寺(慈照寺) (ぎんかくじ じしょうじ)
    金閣寺の華やかさとは対照的に、静かで落ち着いた「わび・さび」の美意識が凝縮された世界遺産です。特に、白砂を円錐形に盛り上げた「向月台(こうげつだい)」や、波紋を描く「銀沙灘(ぎんしゃだん)」といった枯山水庭園は、見る人を魅了します。華やかさよりも、繊細で奥深い日本の美を感じたい方に特におすすめ。高台からは京都市内の一部を見渡せる隠れた展望スポットもあります。
  8. 二条城 (にじょうじょう)
    徳川家康が上洛の際の宿舎として築城し、日本の歴史の大きな舞台となった場所です。特に有名なのは、敵の侵入を防ぐための「鶯張り(うぐいすばり)の廊下」。歩くとキュッキュッと鳴る独特の音は、ぜひ実際に体験してみてください。豪華絢爛な障壁画や、見事な庭園も見どころが多く、歴史好きにはたまらないスポットです。
  9. 川床(鴨川・貴船など) (かわどこ・ゆか)
    夏の京都に来るなら、ぜひ体験してほしいのが「川床」です。川の流れのすぐそばに設けられたお座敷やテラスで、涼しい風を感じながら食事を楽しむ、京都ならではの特別な体験です。京都市内を流れる鴨川の「納涼床」は賑やかでアクセスしやすく、少し足を延ばした山間の貴船の「川床」は、より自然豊かで涼しさが格別です。例年5月1日~9月30日頃までの期間限定なので、旅行時期が合う方はぜひ!
  10. 三十三間堂(蓮華王院本堂) (さんじゅうさんげんどう れんげおういんほんどう)
    約120mもの細長い本堂に、1001体もの千手観音立像がずらりと並ぶ光景は、まさに圧巻の一言。その迫力と荘厳さは、実際に目にすると想像以上の感動を与えます。内部は撮影禁止ですが、その分、じっくりと仏像の美しさや堂内の荘厳な雰囲気を目に焼き付けることができます。歴史的・美術的価値も非常に高いです。
  11. 芸妓・舞妓遊び (げいこ・まいこあそび)
    京都の伝統文化の粋を極めた芸妓さんや舞妓さんと交流できる、特別な文化体験です。お茶屋や料亭で、優雅な舞や歌、三味線を鑑賞しながら、京言葉での会話を楽しむことができます。「一見さんお断り」という敷居の高いイメージがありますが、近年は観光客向けのショーや体験プランも増えており、日本の「おもてなし」の心を肌で感じられる、忘れられない思い出になるでしょう。
  12. 京都鉄道博物館 (きょうとてつどうはくぶつかん)
    鉄道ファンはもちろん、子供から大人まで楽しめる体験型の博物館です。日本最大級の規模を誇り、本物の蒸気機関車から最新の新幹線まで、多種多様な車両が展示されています。SLスチーム号の乗車体験や、巨大な鉄道ジオラマ、運転シミュレーターなど、見て触れて学べるアトラクションが充実しており、雨の日でも楽しめるのも魅力です。
  13. 東映太秦映画村 (とうえいうずまさえいがむら)
    まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる、時代劇のテーマパークです。実際に映画やドラマの撮影も行われる本格的なオープンセットが広がり、忍者ショーやキャラクターショー、お化け屋敷、舞妓さんや新選組などの衣装に着替えて写真が撮れる「変身写真館」は、特に女性に大人気。京都ならではのユニークな思い出を作りたい方におすすめです。
  14. 京都国際マンガミュージアム (きょうとこくさいまんがミュージアム)
    廃校になった小学校の校舎を利用した、ユニークなマンガの博物館です。約5万冊ものマンガが並ぶ「マンガの壁」は圧巻で、芝生の上や廊下などで自由にマンガを読んで過ごすことができます。日本のマンガ文化の歴史や奥深さに触れることができ、マンガファンでなくても、その独特の雰囲気に引き込まれるはずです。
  15. アサヒビール大山崎山荘美術館 (あさひびーるおおやまざきさんそうびじゅつかん)
    大正時代に建てられた英国風の山荘を改装した、趣のある美術館です。クロード・モネの「睡蓮」などの絵画を展示しており、美術鑑賞はもちろん、美しい建築物と庭園、そしてテラスから望む雄大な自然の景観が魅力です。喧騒から離れて、ゆったりと芸術と自然に浸りたい大人の旅にぴったりの、隠れ家のようなスポットです。
  16. 宇治(平等院鳳凰堂・宇治茶) (うじ びょうどういんほうおうどう うじちゃ)
    京都市内から少し足を延ばした場所にある宇治市は、世界遺産「平等院鳳凰堂」と、高品質な「宇治茶」で知られています。10円硬貨のデザインにもなっている鳳凰堂は、池に映るその優美な姿が非常に印象的。また、宇治は日本を代表する抹茶の産地であり、市内には老舗の茶舗や抹茶スイーツの専門店が数多くあります。美しい景色と美味しい宇治茶を、心ゆくまで堪能してください。
  17. 鞍馬寺・貴船神社 (くらまでら・きふねじんじゃ)
    京都市内から少し足を延ばした、神秘的な山間にあるパワースポット。牛若丸(源義経)ゆかりの鞍馬寺は、天狗伝説が残り、深い山中に佇む本堂は荘厳です。そこから山道を歩くと、貴船神社にたどり着きます。水の神様を祀り、縁結びでも有名。特に灯篭が並ぶ参道は幻想的で、夏には川床も楽しめます。
  18. 哲学の道 (てつがくのみち)
    銀閣寺から熊野若王子神社まで続く、約2kmの琵琶湖疏水沿いの小道です。春には桜並木がトンネルのように咲き誇り、秋には紅葉が美しく、四季折々の風景が楽しめます。静かで落ち着いた雰囲気が魅力で、散策しながら思索にふけるのに最適。途中に趣のあるカフェやギャラリーも点在しています。
  19. 南禅寺 (なんぜんじ)
    広大な境内を持つ、格式高い禅寺です。特に有名なのは、赤レンガ造りのアーチが印象的な「水路閣」。琵琶湖疏水の一部で、レトロモダンな雰囲気が漂い、写真スポットとしても人気です。紅葉の名所としても知られ、秋には壮大な伽藍と見事な紅葉のコントラストが楽しめます。湯豆腐のお店が多いことでも有名です。
  20. 東福寺 (とうふくじ)
    紅葉の名所として特に有名で、秋には通天橋から眺める渓谷「洗玉渓」の紅葉の絨毯が息をのむ美しさです。鎌倉時代に創建された禅寺で、伽藍の規模が大きく、見どころが多いです。特に禅宗様式の三門は国宝にも指定されており、迫力があります。
  21. 京都御苑 (きょうとぎょえん)
    京都市の中心部に位置する、広大な公園です。かつて皇居であった京都御所を囲むように整備されており、四季折々の花が咲き、市民の憩いの場となっています。京都御所の一般公開や、迎賓館、仙洞御所などの参観も可能です(事前申し込みが必要な場合あり)。都会の真ん中で、歴史と自然を同時に感じられる貴重な場所です。
  22. 龍安寺 (りょうあんじ)
    世界遺産にも登録されている、枯山水の石庭が非常に有名なお寺です。「虎の子渡し」と呼ばれるこの石庭は、15個の石が配置されているにもかかわらず、どこから見ても1つは必ず見えないように設計されていると伝えられています。禅の精神が凝縮された、静かで瞑想的な空間で、心の落ち着きを感じられます。
  23. 北野天満宮 (きたのてんまんぐう)
    学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。特に受験シーズンには多くの学生やその家族が合格祈願に訪れます。境内には多くの牛の像があり、頭を撫でると学業が成就すると言われています。また、梅の名所としても有名で、早春には美しい梅苑が広がります。
  24. 上賀茂神社・下鴨神社 (かみがもじんじゃ・しもがもじんじゃ)
    共に世界遺産に登録されており、「賀茂社(かもやしろ)」として総称される京都で最も古い神社のひとつです。上賀茂神社は、広々とした境内に流れる小川が美しく、厳かな雰囲気。下鴨神社は、原生林「糺の森(ただすのもり)」に囲まれ、その参道は神聖な空気に満ちています。どちらも京都の歴史と自然を感じられるパワースポットです。
  25. 大徳寺 (だいとくじ)
    広大な敷地内に多くの塔頭(たっちゅう:子院)が点在する、臨済宗大徳寺派の大本山です。一休禅師が復興に尽力したことでも知られ、茶道との関わりが深く、多くの茶室や庭園があります。普段は公開されていない塔頭も、特別公開される時期があります。静かで落ち着いた雰囲気の中で、禅の文化や茶道の歴史に触れたい方におすすめです。
  26. 苔寺(西芳寺) (こけでら さいほうじ)
    世界遺産にも登録されており、約120種類もの苔が境内を覆い尽くす、幻想的な庭園が特徴です。その美しい苔のじゅうたんは、特に雨上がりに一層輝きを増します。拝観には事前申し込み(往復はがき)が必要で、写経を行うなど、少し特別な体験ができる場所です。
  27. 瑠璃光院 (るりこういん)
    比叡山のふもとに位置し、美しい苔の庭園と、光が差し込む書院の机や床に庭園が映り込む「床もみじ」「床緑」が非常に有名な寺院です。特に紅葉の時期は、その鮮やかな色彩が反射する光景が絶景として知られ、多くの観光客が訪れます。春と秋の期間限定公開なので、事前の確認が必要です。
  28. 大原(三千院・宝泉院) (おおはら さんぜんいん・ほうせんいん)
    京都市中心部から少し離れた大原は、豊かな自然に囲まれた山里で、静かで心安らぐ場所です。特に「三千院」は、杉木立に囲まれた美しい苔庭と、愛らしいわらべ地蔵が有名。「宝泉院」では、「額縁庭園」と呼ばれる庭園を、柱と鴨居を額縁に見立てて鑑賞する趣深い体験ができます。
  29. 詩仙堂 (しせんどう)
    江戸時代初期の文人・石川丈山が隠棲した山荘で、その風雅な庭園が特に有名です。四季折々の美しい景色が楽しめる唐様庭園や、趣のある建物が特徴です。静寂の中で、文人が愛した景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの穴場スポットです。
  30. 京都タワー (きょうとタワー)
    京都駅の目の前にそびえ立つ、京都のランドマーク。地上100mにある展望室からは、京都市街を360度見渡すことができるため、観光の最初や最後に立ち寄って、京都全体の地理を把握したり、旅の思い出を振り返ったりするのに最適です。夜にはライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
    いかがでしたでしょうか?気になるスポットは見つかりましたか?
    京都には魅力的な場所がまだまだたくさんありますが、このランキングがあなたの京都旅行の計画に役立つことを心から願っています!